高橋宏斗投手を絶賛する無責任なプロ野球OBやメディア

中日ドラゴンズの高橋宏斗投手。

高校時代と2023年とを振り返る比べると、今はかなり危うい状態にあると思います。

 

それなのに何故か絶賛するOBや記事が非常に多い!

ちょっと待てー。

高校時代の高橋宏斗投手

この時の修正点は着地足ぐらいだと思います。しっかりと着地できていない投球が多かった印象。


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腕の振りや軸脚の使い方などは良かったと思います。

プロ野球入り後の中日ドラゴンズ高橋宏斗

上半身の開きのタイミングが、今は合っていて問題なく投げられるようなので良いですが、

このフォームの問題点はすこしズレるだけで全く投げられなくなるリスクが高い投げ方となっています。

ズレるリスクも高い。典型的なショートアームなので、「あそび」の部分が少ないことによります。クルマのハンドルだって「あそび」がなかったらハンドル操作は難しいでしょ?

原因はテイクバック時の腕の軌道

基本的には投球時の腕の軌道は必ずベルトより下を通りますが、高橋宏斗投手はベルトより上側しか通らない軌道になっています。これが「あそび」のない状態です。

 

最近流行りのショートアーム的な投げ方にしようとしているのかもしれませんが、すぐに戻した方が良いでしょう。

 

ショートアームは肩肘への負担が大きいですし、なんといってもイップスになりやすいからです。

ショートアームであっても、ボールを持った手はベルトより下を通過するのが普通です。


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高橋宏斗投手がこの投げ方をするメリットはほぼないので早急に修正すべきポイントだと思っています。

球を身体で隠したいとか、腕が背中側に入らないようにしたいとかそういう理由なら、すぐならこの投げ方をやめましょう。

球を隠す必要もないですし、背中側に入っていてもストライクが取れるなら問題はありません。

 

このまま直さずに続けていくと5年も持つかどうかといったところでしょうか…

プロ野球OBの無責任な発言

なぜ、OBが絶賛するのかはわかりませんが、ただ単に「現時点で良い球を投げているから。」だとすると問題があると思います。

 

WBCにも選ばれて20歳と若いから、今のうちに高評価をしておくか。とかで絶賛していそうな気がします。

 

マチュア野球では、理由も分からずにフォームを真似をする選手も出てくるでしょう。

 

そのまま真似をしても、ほとんどの選手にはあった投げ方ではないので、絶対にやめてください。

 

もちろん高橋投手にも合っていない投げ方であることはいうまでもありません。

 

2023年7月16日現在、防御率は2.59なので悪くないでしょと言われるかもしれません。

ですが、ボクが着目している数字は死球です。

2022年は116回を投げて4個だったものが、今年は80イニングを投げて6個と既に上回っています。

マチュア野球の指導者は四球より死球に注目してみてください。


今の投げ方は各方面でリスクしか見えない投げ方なので、高橋宏斗投手のゴーゴーランクは☆☆とさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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